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おかずカップ、どれを選ぶ?(素材編)

お弁当の盛り付け、付属の仕切りは使わなくても、カップは使う

先日、学童クラブにお弁当の実態調査と取材に出かけた(詳しくは「学童クラブの冬休みお弁当取材」へ)とき、すべてのお弁当でおかずカップが使われていました。
お弁当箱の付属の仕切りはあまり使われていないけど、おかずカップは全員使っている。これは結構新しい発見でした。と言いつつ、おかずカップって、なんとなく買っちゃいますよね。100円ショップ、ホームセンター近所のスーパーの日用品売り場で見かけたときに「あ、一応買っておこう」みたいな。
買ってみたけどイマイチお弁当箱とのサイズが合わなかったり、おかずがうまく収まらなかったり、ということがないように、おかずカップの素材を見ていこうと思います。

この記事のサマリー
おかずカップの素材は主に4種類
紙:一番身近で手頃、デザインや形も豊富。使い捨て。レンジやオーブン対応、高吸水吸油性など、機能も多種

プラスチック:使い捨て。透明で目立たず使える、汁移りしづらい、レンジ不可もあるので注意
アルミホイル:使い捨て、低価格。保形性が高く、汁移りしない、レンジは不可、オーブントースターは可

シリコン:リユースできる、変形しづらく汁漏れなし、レンジ・トースター可。匂いや色移りあり

素材は紙・プラスチック・アルミ・シリコン

・紙製…汁気や油を吸ってくれる、おかずの形に柔軟対応、デザイン豊富

使い捨てで、色や柄の種類が豊富。ほとんどが撥水加工されていて電子レンジ使用可が多く、買いやすい。唯一、汁気や油を吸ってくれる素材。ただ商品によって紙に施されている加工や強度などに結構差がある

①オーブントースター加熱可能か
レンジ加熱OKのものは多いけど、冷凍保存から再加熱できるぐらいの強度のものもあれば、お弁当を食べる頃にはおかずの仕切りにもならずヘニャヘニャになってしまうものも。オーブントースター加熱可能のものは強度も高く、カップに食品を入れてレンジやトースターで加熱料理してオムレツやグラタンなどをつくりそのままお弁当に詰めることができる。

アルファミック 耐熱カップ 弁当カップ 耐油紙 シリコン加工 耐油紙 シリコン加工 8号 剥がれやすい 染みにくい 電子レンジ対応 オーブン対応 日本製 500枚入 ホワイト

電子レンジだけでなくオーブントースターの使用も可能。お弁当用カップだけでなく、マフィンなどの製菓にも使えて、スポンジやオムレツ生地もはがしやすい。白色なのでメニューを選ばず使える。高さが3cmで深さはあまりないが、立ち上がり角度が直角に近く、お弁当に詰めるときにも安定感がある

②吸水吸油性が高い
普通のおかずカップよりも、さらに水気や油を吸い取ってくれる。「吸い取る」「揚げ物ケース」などという記載がされている。お弁当箱の底面にもしみにくいため、汚れがつきづらく洗いやすい効果もあり。

東洋アルミ たっぷり お徳用3倍 汁も油も吸いとるケース スクエア 66枚入

紙がしっかりしていて、おかずを入れた時の安定感が高い。数ある吸水系おかずカップの中でも、抜群の吸水吸油性。揚げ物も煮物もこれがあれば安心。汁気対策になることはもちろん、食べた後のお弁当箱の汚れ対策にもなる。


・プラスチック製…透明性、汁移りしづらい、お弁当の中でも目立ちにくい

ご飯の横においてもご飯粒がつきにくく、カップ自体から汁や油が染み出さない。透明なものが多く、お弁当の中で主張しすぎず、盛り付けの邪魔にならないのが大きな魅力。すべりやすい素材なので詰めるときに安定性は弱い。カップ自体は汁や油を吸わないため、汁気軽減の効果は薄い。

おかずカップ(底径4.5cm、クリア、48枚)

セリアやダイソーなどの100円ショップで購入可能。100円(税別)という手頃な値段と買いやすさも人気。商品によっては、電子レンジ不可のものがあるので(ちなみに、写真左の商品は電子レンジ不可)購入時に確認を。



・アルミ製…保形性が高い、手頃な値段、汁移りなし

使い捨て。電子レンジ使用は不可だが、オーブントースターでの使用が可能。一般的にはデザインの選択がなくアルミホイル色のシルバー一択。値段が安い。保形性が高く、おかずの収まりがいい。他の素材に比べて強度が高く、汁気や油が染み出さず、色移りもなし。
アルミホイル唯一の特徴は、食べ終わった後に、カップの中に汁気が残ってしまっても、小さくたたみこんで閉じ込めてしまうことができる。しかも、かなり小さく折りたためる。

エムエーパッケージング 弁当カップ アルミケース ダイヤケース 丸 業務用 おかずカップ 8F 500枚入

形がしっかりしていて、おかずの味や色移りをがっちりガード。大容量で値段が安いので、毎日使う人には特におすすめ。深さが3cmとちょっと浅めだが、汎用性のあるサイズ。


・シリコン製…唯一のリユースタイプ。熱に強く、形が崩れない

素材の中で一番強度があり、洗って再利用できる。熱に強く、レンジやオーブン、食洗機OK(直火はNG)。カラフルな色やサイズも多数。冷凍保存からの再解凍にも強いので、おかずの作り置き保存にも向いている。
匂いや色移りはしやすく、特にカレーなどはなかなかとれづらい。側面はやわらかいけれど、底面は変形しないので、すきまにフィットさせるのが難しい。その反面、カップの中のおかずが少なくてすきまができていても、他のカップのようにおかずの量に干渉されることなく、カップもずれにくい。

無印良品 シリコーン仕切りカップ/そのまま調理できる くりかえし使える 仕切りカップ

溝がなく、洗いやすいのが大きな特徴。シンプルなデザインで大小重ね収納をしたときもちゃんと収まる。


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