【オレンジページの調査VOL.6】「お弁当作り」について聞きました(2024.03.01)によれば、麺やごはんものなどの一品弁当を作る人は60%以上と多く、そのなかでよく作るメニューは、炒飯、オムライス」、焼きそばが上位となったそうです。
お肉も野菜もたっぷり入れられて、手軽に作れて、忙しい朝にお弁当にするときもすごく助かるメニュー「焼きそば」。私も、自分のお弁当や、子どもの塾弁に時々入れます。おいしいですよね。
麺のくっつきの原因は「でんぷん」
作るときはすごくいいんだけど、やきそば弁当でつきもののお悩みが「冷めると麺がくっついちゃって、食べづらい」こと。
これは、麺の表面のでんぷんが水分を吸うと糊状になり、それが冷めるとでんぷん同士がくっついて固まってしまうために麺がほぐれにくくなるというわけです。
麺をほぐれやすくするために、水洗いして表面のでんぷんをある程度落としてから炒めたり、麺に油をからめたりという方法もありますが、何よりも簡単にできて確実に効果があるのは、水気を減らすことと、炒めすぎないこと。
具と麺を一緒に炒めれば炒めるほど、具(野菜)に水分が出やすくなり、麺の表面もこすれあってでんぷんがより出やすくなります。
麺がくっつくにくい焼きそばのコツ

① 麺は、レンジで温めてほぐす
袋のままレンジで1〜2分温める=フライパンに入れて水を入れて麺を蒸す、の作業を省略。袋ごとレンジにかけることで、麺の水分で蒸している状態になるので、余分な水分も減らせる。熱々でなければ、袋の上から麺を軽くほぐすともっといい。

② 具は重ねて、フタをして蒸し焼き1分。炒めすぎない。
フライパンにサラダ油を敷き、まずは肉を焼く。その上に切った野菜を乗せ、フタをして中火で1分加蒸し焼き。
→混ぜながら炒めると、野菜から水分が出やすくなりベシャッとした仕上がりに。あらかじめ肉には火が通っていて、野菜も余熱で火が通っていくので、蒸し焼きした後は炒めずに、フライパンから取り出そう。
※具から水分が出ていたら、ここで捨てる

③麺と具は、炒めずに「和える」
具を取り出したフライパンに、レンジで温めた麺を入れる。箸でざっと麺をほぐして全体に広げて添付のソースを全体にふりかけたら火をつけて、ソースをざっと麺にからめる。(全部混ざり切らなくてOK)
具を麺に加えて、底から返すようにざっと混ぜ合わせたら出来上がり。「和える」ようなイメージで、だいたい30秒〜1分ぐらいを目安に、ソースの粉末が溶けて全体にまんべんなくからまればOK。
お弁当の場合は、作ってから食べるまでに時間がある。その間に、味はしっかり麺や具になじんでいくから、そんなに長いこと炒め混ぜ続けなくても、食べる頃にはちゃんとおいしくなっている。
お弁当の焼きそば、盛り付けのコツ

①麺は、空気を入れながら層にして
麺は一度に入れず、何回かに分けて、層をつくるようにして入れる。このとき、麺を持ち上げて空気を含ませるようにすると、より食べるときにほぐれやすい。
②肉を中央に置いてメリハリをつける
お肉はどーんと中央に置く。しっかり火を通した目玉焼きも一緒に焼いてのせるとかっこいい。
麺をスパゲティにしてみるのもアリ
焼きそばの麺をスパゲティにする、という手もあります。
焼きそばの麺よりもコシがあるので、冷めても麺に食感があり、ほぐれやすい。
えー、と思うかもしれませんが、食べてみたらあら不思議。ほんと、ほぼ焼きそば。意外なほど違和感がないのです。こちらにレシピを掲載しています。
実は、お弁当焼きそばのコツは、おいしく焼きそばを作るコツそのものでもあります。
鉄板で強い火力でつくるあの屋台の焼きそばは、家でなかなか再現しづらいですが、ベシャッとせずに野菜も麺も歯応えのある美味しい焼きそばがつくれます。もし気に入っていただけたら、一度試してみてください。
くっつきにくいやきそば弁当の作り方を動画で確認したい時はこちら


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