お弁当箱は、「こどものお弁当が始まる前の準備体操」で書いたように、パッキンの強度や留め具の開け方が商品によって違ったりします。また、素材によっても特徴があります。こどものおべんとう箱を購入するときに、どこをポイントにするかを私なりの視点でまとめてみました。今回は容量目安と、素材についてです。特に素材は、違いによって特徴や価格も変わってきます。購入の際の優先順位は本当に人それぞれ。皆さんのお弁当箱選びのヒントになるとうれしいです。
・容量
私は、お弁当をスタートするときの容量目安を300ml前後にしました。(一番下の子は食が細かったので、年長さんまで300mlサイズで十分足りました)
大人のサイズを見慣れていると、手のひらサイズの小ささに最初は少し驚くかもしれません。一般的に、年少さんが200~250ml、年中さんは300ml前後、年長さんは350ml〜を目安と言われています。
手元にある子ども用に使えるお弁当箱をいくつか手に乗せてみました。一番左のアルミニウム弁当箱は一見かなり小さいですが、深さがあるので実は容量が375mlあります。
商品によって、中に入れ子型のおかず入れがあって2段づかいできたり、仕切りの取り外しができたりすることで、学齢が進むに合わせて量の調整ができるものもあります。
深さで詰めやすさも結構変わる
お弁当箱そのもののサイズは変えられないですが、深さ(高さ)は詰め具合によって変えられ、そこで容量の調整ができます。
深さのあるお弁当箱は、サイズがコンパクトな分、詰めた時におかずが埋もれがちなので最初は詰めづらいかもしれません。ただ、食べ物全体が容器にしっかり収まるので、深い被せブタならパッキンや留め具ナシでも十分汁漏れを防いでくれます。パーツが少ない分、お手入れがしやすくなります。
浅めのお弁当箱は、おかずが埋もれないので詰めやすいです。フタの形状がドーム型(膨らみのあるタイプ)のものはフタの高さ分だけ容量の多くできるようになっています。フタ部分に余裕があるため、盛り高にしてもおかずがつぶれにくい一方、本体ぴったりの高さに盛り付けると上下に食品が動けるスペースができるため、おかずが偏りやすくなることも。そんな時は、ラップを1枚全体に被せてからフタをすると、お弁当の偏りを予防できます。
・素材
お弁当箱の主な素材は3つに分かれます。
樹脂製(プラスチック)

一般的に値段が安く、デザインも豊富。保存容器として使えるタッパーを活用するのもアリ。本体自体も軽くて、とても扱いやすいです。電子レンジや食洗機での使用可能のものがほとんど。匂いや色移りはしやすく、洗う際の食品の油落ちはしづらい。
(写真のお弁当箱:GEL-COOL ランチボックス 保冷剤一体型 スクエア S)
金属製(ステンレスやアルマイト)

色や匂い移りがしづらく、丈夫。油落ちもいい。特にステンレスは衝撃や熱にも強くて変形しづらく、酸性の食品にも強い。熱伝導がいいので冷ましやすく、温飯器などでも温まりやすい。食洗機はOKだが電子レンジ使用不可、というものが多数。購入するなら、中ブタつきまたはフタにパッキンつきのものがおすすめ。(パッキンなしは汁漏れしやすい)
(写真のお弁当箱:工房アイザワランチボックス 角型小 1段)
木製(わっぱやくりぬきなど)

一枚板で杉や檜製のわっぱは高価格だが調湿性が高く、長く愛用できる。漆やウレタン、ガラス塗装のものなど色移りしづらい塗装加工のものもある。合板製は安価だが一枚板製より通気性は低い。実はお手入れは簡単で、スポンジでぬるま湯洗いしてよく乾かすだけ。レンジや食洗機不可のものがほとんど。
くりぬきタイプのものは少し重いが、継ぎ目がないので汚れを落としやすく丈夫
(写真のお弁当箱:柴田慶信商店つくし弁当箱の小1段のみ)

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