RADIO BERRY FM栃木 で食育イベント

JA共済×RADIO BERRY FM栃木のオンライン食育イベント「パパママ応援♪つながレディオ」に参加させていただきました。

ゲストは、3月までNHKでうたのおねえさんを務めていらした、あつこおねえさんこと、小野あつこさん。

オンラインで数十組のご家族とつながってのイベント、あつこおねえさんの登場にお子さんたちはじめ保護者の方々も大喜び。
あつこおねえさんがいろんな質問にも一つひとつ丁寧に答えていらしたのが印象的でした。
あつこおねえさんから「みんなもいっしょにいろんなものをたべて元気にすごそうね!」と言われたときのちびっこたちのうれしそうな様子が、たまらぬかわいさ。

「これっくらいのおべんとばっこに♪」と隣で歌う歌声がとても美しかった!

質問タイムで私は
「ピーマンがきらいなんだけど、どうやったら食べられるようになりますか」
と小学生の男の子から質問をもらいました。

ごま和えは好き?と聞いたら好きだということだったので、
「私は、細切りにしてさっと熱湯を火を通してごま和えにするのが好きです。よかったらそれを試してみてください。もしそれで、やっぱり苦くてイヤだなあと思ったら、1年後にまた食べてみてください。無理して食べて、本当に試すのもイヤになっちゃうと困るよね。

きらいだけど食べてみたいな、という気持ちが一番大事だと思います。
食べ物への興味があれば、いつか、あれ、これおいしいかも、と苦手なものがそうじゃなくなること、たくさんあると思います。」

と答えました。他にも、偏食を気になさっている保護者の方のご質問がいくつか。
我が家の子どもたちも3人三様、それぞれ好き嫌いがあり、それぞれ違いました。一人はアボカドが大好物なのに、もう一人は一口も食べられない、みたいな。同じものを食べているのに不思議です。
小さい時は、食の細さや偏食が気になるの、私も特に最初の子はそうだったので、とても共感しました。
気になるものの、他のものをおいしく食べていればまあよし。と割り切ることにして、その子が食べなくても家族の他のみんなが好きで食べるものはテーブルに出しました。
一緒にごはんをつくった時に自分が切ったり盛り付けたりしたことがきっかけで、食べ始めたりするものもありました。一緒に食べる人たちがおいしそうに食べているうちに、子どもたちが自分自身で成長をし、そうして少しなら食べるようになってきました。(もちろんまだ一口も食べない!というものもあります笑)

味覚の幅は、おもしろいことに、成人になっても変化したり広がったりします。
つくる方は食べる人の健康を気にしたりして、偏食が気になることがありますが、つくる人はあまり胸を痛めず、無理をしすぎずに、日々の食事を楽しんでいってもらえたらいいなと思います。

投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。