先日11/1に、新刊『スープジャーで楽するおべんとう生活』(笠倉出版社)が発売されました!
スープジャー、というと、どうしてもスープという言葉に引っ張られてしまって「アツアツの汁物」を入れるもの、とばかり想像してしまいがちですが…。スープジャーというのは、一般的な名称で、元々各社微妙に違っていました。
例えば、サーモス社は「フードコンテナー」、象印社は「フードジャー」、タイガー社は「ステンレスカップ(スープカップ)」。
特にサーモスや象印の呼び名からは、
「汁物だけじゃなくて、いろいろな料理を入れていただけるんですよ!」
のメッセージを背景に感じますが、結局はそこが伝わりきらず、一番わかりやすい「熱々の汁物を入れる容器」というイメージとともにスープジャーという呼び名が定着したように思います。
本書では計72品のレシピを掲載しています。汁物はもちろんですが、お弁当に持って行きにくい麻婆豆腐などのとろみあんかけ系や、夕食のメインおかずに多い肉じゃがやすき煮などのつゆだく煮物などをお弁当にするのが、スープジャーはめちゃくちゃ得意。
スープジャーをお弁当にすると、何が楽になるかといえば、おかず1品でいいはもちろん、調理時間も少なくて済むも当然、盛付けが注ぐだけでいいのももちろん、彩りとかもいちいち考えなくて済み、そしてお弁当づくりの鉄則である「汁気を切って、よく冷まして」の工程が不要になるんですね。
ちなみに、スープジャーのレシピの中身を見ると「糖質30g以下」なら53品、「200kcal以下」のものは31品あります。ヘルシーなお弁当も簡単にできる。
さらに「主材料3つ以下」も19品、「調理時間5分以内」に至っては45品が掲載されています。材料も調理もかなりシンプルです。
そのほか、レシピだけでなく、ワークショップでもお伝えしている、それぞれの容量の目安や、使い方の簡単解説、保温だけでなく保冷効果の活用アイディアなど、スープジャーって一体何?ということがよくわかる解説も満載です。ビギナーのかたにもぴったりな内容となっています。よかったら、ぜひお手にとってみてください。
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