【テレビ】2019/3/8放送_日本テレビ「ヒルナンデス!」ふりかえり

先日、日本テレビ系列の「ヒルナンデス!」という番組の『噂の女子サークル!』というコーナーで、お弁当についての情報をご紹介させていただきました。

目から鱗のスゴ技!やあっと驚く簡単テク!みたいなのは私にはないです、と最初にスタッフさんにもお話をさせていただきました。お弁当は食べることが目的で、つくることはあくまで手段です。お弁当は、献立→調理→盛り付け→片付けの1セットで「お弁当をつくる」ということです。

お弁当は日常のことで、歯磨きや洗顔のような、いわば日課や習慣のようになると、ぐっと楽になります。目新しいことよりも、何をつくるに、ここさえ押さえておけば全体の動きが早くなって片付けも楽になり、習慣として体になじんでいくことをお伝えできたら、といつも思っています。

お弁当グッズについては割愛し、15分でできるお弁当実演の部分(結局15分38秒ぐらいかかってしまいまして、目玉焼きを焼き忘れ、慌てて焼こうとして卵の殻をシンクにきれいにシュートを決めたところの行儀の悪さは、ご愛嬌としてお許しください)の中身とそのレシピを簡単にまとめました。

お弁当の中身

・豚の生姜焼き、目玉焼き、野菜焼き浸しポン酢味、さつまいもの甘煮、キュウリと大葉の塩ごま和え、ごはん、でした。(ごはんはすでに炊いてありました)

つくり方の流れ

  • キュウリを切って、塩をふっておいておく
  • さつまいもとれんこんを切ってアク抜きする
  • キュウリとさつまいもを置いておく間に他の野菜を全部切る
  • さつまいもを火にかける
  • キュウリの胡麻和えを仕上げる
  • フライパンを出して、野菜を焼いていく
  • 野菜を焼いている間に、豚のしょうが焼きの下ごしらえ
  • 野菜が焼けたらポン酢を入れた器に熱いうちに移す
  • 同じフライパンで卵と肉を焼く
  • 肉に味付けする

レシピ

●豚のしょうが焼きと目玉焼き
豚薄切り肉(ももまたは肩ロース) 3〜4枚
塩・こしょう 1つまみ
薄力粉 少々
サラダ油 小さじ2ぐらい
卵 1個
(合わせ調味料)
しょうがすりおろし 小さじ1〜2、酒・みりん・醤油 各小さじ2
※おろししょうがはチューブのものでもよい

<つくりかた>

1 肉は半分にたたんで塩こしょうをして薄力粉をまぶす。(合わせ調味料)を混ぜておく。
2 フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を焼いていく。
3 空いているスペースに卵を割り入れ、肉も卵も両面しっかり焼いたら卵は取り出す。肉に(合わせ調味料)を加えて火を強め、たれをよくからめる。

●きゅうりと大葉の塩ごま和え
きゅうり 1/2本
塩 少々
大葉 2枚ぐらい
すりごま 適量

<つくりかた>

1 きゅうりは両端を切り落とし、縦半分に切って種をスプーンでとる。大葉は千切り。
2 きゅうりを斜め薄切りにして、塩を全体にまぶす。そのまま5分置いて水けがでたらキッチンペーパーで包んでしぼる。
3 大葉とごまを加えて和える。

【さつまいもの甘煮】
さつまいも 150g
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
水 1/2カップぐらい

<つくりかた>

1 さつまいもは1cmの輪切りにする。
2 鍋に1、砂糖、水を入れてふたをして火にかけ、汁けがなくなってきたらしょうゆを加えて味をととのえる。

野菜の焼きびたしポン酢風味
ブロッコリー 2〜3房
赤パプリカ 1/2個
れんこん 3cmぐらい
サラダ油 大さじ1〜2
ポン酢 大さじ2ぐらい

<つくりかた>

1 パプリカは食べやすい大きさに切り、れんこんは輪切りにして水につけてアク抜きする。ブロッコリーは小房に分けて半分に切る。
2 フライパンに油と水気をよく切った1を入れて火にかける。フタをして中火で1分半程度、焼き色がついたらひっくり返す。
3 中心まで火が通ったら器に出し、熱いうちにポン酢につける。


投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

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