家でも弁当っていい(家でも弁当のススメ)。そう思っていて、デザイナーさんと窯元さんと一緒に、持ち運ばない、うつわとしての弁当箱を作りました。
家族と一緒に夕食が食べたいな、と思っても仕事で夕食までに帰れず、そんな時は「置き弁」を作っていきます。夕食をお弁当に詰めて冷蔵庫に置いておくわけです。2人、3人となると、重ねられない平皿だと場所をとって仕方がない。でもフタ付きのお弁当なら重ねられる。
フタを開けるときにちょっと楽しみだと思ってくれたらいいなあ、と思いながらいつもお弁当を詰めます。ラップよりも、少しは味気なさが軽減できるかなあと。一人で食べる寂しさも、少しでも和らいだらいいなあと。このお弁当箱は、そんな思いが出発点です。
美濃焼で作られた磁器の弁当箱、ieben(イエベン)です。織部グリーン、黄瀬戸、ホワイトの3色。大と小の2サイズ。
手に持った感じや口当たりは、飯碗のそれと似ています。飽きが来ず、和洋中のどんな食べ物も美味しく見えるように、そして機能的であるようにとデザイナーさんが設計してくれました。そして、少し厚手で丈夫ながら重さは軽くするために、窯元さんが試行錯誤してくれて、これができました。忙しい毎日の中で使いやすいようにと、電子レンジや食洗機、オーブンが使用できる素材です。
うつわが食べ物を美味しく見せる。お弁当に詰めることでその価値が変わる(お弁当の魅力について)。その効果は確かにあるように思います。
こんなふうに使えます。オンラインショッピング(芳泉窯ストア)で購入できます。もしよかったら、使ってみてください。その良さがじわじわきます。以上、宣伝でした。
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