【取材記事】7/13読売新聞朝刊「家計の知恵」

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先日取材していただいた内容が、本日7/13読売新聞朝刊の「家計の知恵」欄に掲載されました。5月末に発売された著書『夏弁』(主婦と生活社)の内容と合わせて、夏のお弁当についてお話させていただきました。

お弁当に詰めるなら、同じ加熱したものでも、煮物よりも焼いたり揚げたりしたものの方が汁気が少なくて傷みにくいです。ちくわやハムなどは、ついそのまま詰めがちですが、お弁当に詰めるならこれも加熱することをおすすめします。

保冷剤が内蔵されているお弁当箱、何層にもなっていて保冷効果の高い保冷バッグ、保温効果の高さが注目されがちですが保冷効果も高いスープジャーの活用など、ハードの部分でも菌が繁殖しづらい低温を一定時間保たせるための便利なグッズもいろいろあります。

でも。

どんなおかずを入れたらよいかやどんなお弁当箱が良いかの前に、不潔な手やキッチン、冷蔵庫、パッキンの隙間などをしっかり洗って乾燥させていないお弁当箱などの方が、よっぽど傷みの原因になります。

梅干し入れれば絶対腐らない、生姜使えば絶対傷まない、なんてことは、ないです。
防腐効果があっても、菌を殺すわけではないので、防腐効果食材に期待しすぎずは禁物。

まずは手洗いと、調理環境を清潔にするという基本が、傷みにくいお弁当の第一歩のような気がします。

ちなみに、本来は全て十分に加熱したものを詰めれば良いのですが、私は食欲が落ちた時に冷たいサラダなんかをお昼に食べたいなあ、と思うこともあり。その中でステンレスのお弁当箱は、熱に強いので熱湯をかけて消毒もできるし、乾かした後に冷蔵庫の中に入れてカチンカチンに冷やしておいて、そこにサラダを入れて、保冷材をのっけて保冷バッグに入れて持って行ったりします。そのときは、ちょっと生肉や生魚がこわいので一切使わない、もしくは生の状態でまな板に出したり包丁で切ったりせず、そのまま鍋やフライパンに放り込んでゆでるか焼くかして、完全に加熱してから包丁で切ることにしています。

そしてもう1つ。以前保健局の取材で伺ったときに印象に残ったのは、「下痢や嘔吐のときはお弁当を作らないのが一番です」という一言。手洗いをしっかりしても、菌がどこに飛んで付着しているか分からないから、危険なんだそうです。

夏場、体調を崩してお腹を壊したときは、無理せずにゆっくりお休みを。 

 

投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

【取材記事】7/13読売新聞朝刊「家計の知恵」」に2件のコメントがあります

  1. いよいよ夏休み。
    中学生の娘の部活で毎日炎天下の中お弁当を持って行く事になります。
    疲れた身体を美味しくて安全なお弁当で癒せるように、衛生面も充分に気をつけて作っていかなきゃな、と気を引き締めて行きます!

    1. 我が家の娘たちはテニス部で、同じように炎天下で砂だらけで真っ黒になっていました!そんな時は、お弁当が一番の励ましになりますね。作る方も疲れる季節なので、夏バテなさいませんように!

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