年中行事と食

明日は初午。ところかわれば揚げかわる

初午とは、2月の初めの午の日のことで、
という話は以前こちらで書きましたが、
https://mealinsight.com/2013/02/06/01/

お稲荷さんにお参りする日、です。稲荷の神様は、農事始めが2月であることから、農業の神、食物神として祀られました。
平安期の歴史書『大鏡』や随筆『枕草子』あたりには、今よりもずっと初午詣の盛んな様子が描かれていて、元々は貴族の風習が庶民にも浸透していったようで、昔は、門前に屋台がにぎやかに出て、稲荷寿司や赤小豆餅を食べたそうです。

『今昔物語』などには、お調子者の男がすれ違いのときに顔を伏せた美しげな女の人をナンパをして、

「うちの妻なんてサルみたいな顔だから、いい出会いがあれば別れたいと思っていたら、ここにその出会いが!」

なんて調子に乗っていたらビンタをされて、顔を見たらサル呼ばわりした奥さん本人だった、なんて話もありまして、寒さ厳しい中にも春を感じる季節故に皆浮かれてお出かけしている様子がよく伝わってくる場面です。

お稲荷さんに欠かせない油揚げですが、実は日本全国さまざまなお揚げがあります。
先日いただいたのは、愛媛は松山の「松山あげ」と今治の「干油揚」
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これ、パリッパリで、手でサクサクと簡単に割れます。包丁要らず。
卵丼の具にしたり、お味噌汁の具に、手でパリパリ割りながら入れるのですが、食感はあまりないもののダシがとても良く出ておいしい。

熊本の南関あげもよく似ています。
南関あげとは?|南関あげなら塩山食品へ
http://www.shioyamasyokuhin.co.jp/product/elementary.html

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一方、新潟の栃尾の油揚げは、分厚くて食べ応え抜群。
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分厚い油揚げ、といえば、福井も有名。
竹田の油揚げ
http://www.abura-age.com/

似た食感ですが、宮城には三角形のものも。ちなみに、秋田の由利本荘地域も、油揚げと言えば肉厚三角形。
定義とうふ店 三角あぶらげ
http://www.sankaku-age.jp/

地域が近いと、お揚げの特徴も似ていますね。油揚げの姿はスカスカですが、その存在はなかなか奥深い食べ物です。我が家は明日はお稲荷さんでも食べようと思います。

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過去にご紹介したお稲荷さんのレシピ↓

AllAbout家族のお弁当【我が家のおいなりさんのレシピ】
http://allabout.co.jp/gm/gc/400257/
黒糖いなり

ナスラックキッチン【しのだ巻き寿司のレシピ】
http://www.nasluck-kitchen.jp/recipe/index.asp?menu_id=003010
篠田ずし

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