七種粥の朝食

20140107

1月7日の朝は七種粥(ななくさがゆ)。七草、とも。この七種粥に、先日妙法寺でお札を納めて厄除した際にもらった福茶で朝食。食傷気味なのでちょうどよい。昔の人はやはり賢いです。飽食の今世なら、もう少し早く粥の日が来ても良いのかもしれず。

昨日の夜に米を湯でグラグラと沸かしてシャトルシェフに入れて、朝に七草だけゆでて刻んで混ぜたので、調理正味10分。七草を刻むときに歌があるそうですが、分からないのでふふふんと16ビートを鼻歌で歌いながら軽快に包丁で刻んでみる。
あらかじめ食べるものが決まっている朝は、献立を考えることが不要なので、大変気楽です。

正月の初子の日(最初の子の日)に若菜を供じた羹(あつもの)を天皇に献上する儀式あり。『日本食生活史』(渡辺実、吉川弘文館)などによれば嵯峨天皇の頃、つまり奈良時代には正月15日に七種粥を献上する儀式があり、行事として既に定まっていたそう。その時の七種は、米・粟・黍・稗・みの・小豆。

この日に粥を煮た木を削って杖にしたものを「粥の木」「祝木」、「粥杖」などと呼んだ。この粥杖で女房同士がおシリを叩き合ってふざけて遊んだりしている様子が『枕草子』などにもある。子どもがない婦人の腰を打てば必ず懐妊して男の子を産む、という迷信があったという。

皆さんは七草粥を召し上がりましたか。

投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

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