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アボカドはかつておしゃれな食べ物でした

20131210

 

【今日のお弁当】

卵とアボカドのサンドイッチ、焼き肉とキャベツのサンドイッチ

我が家の子どもたちはアボカドがとにかく大好物で、毎食でも食べたいほど。でも私が子どもの頃は、今ほどスーパーで売られることもなく、とても珍しい食材でした。
財務省貿易統計によれば、1982年(私が10歳のとき)には輸入量は大変少なく、農水省の統計を見ても国内出荷量は1トンにも満たない。それが飛躍的に伸びたのは1990年代に入ってからですから、その時私はすでに大学生にならんとする頃。1980年代にブームとなったエスニック料理の流れと、「醤油に合う」「トロみたいな味わい」という評判が後押ししたのか、アボカドは一気に普段の食材の仲間入りを果たしたような気がします。

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