<今日のお弁当>
卵とトマトのコッペパンサンド、かぶとキャベツとウィンナーのスープ
最近また白カブが出回っています。かぶら、とも言う。古名は「スズナ」、春の七草にも登場する。
「諸葛菜」という異名もある。これは、三国志にも登場する、高身長で稀代の戦術家・諸葛孔明が由来。「育てやすく、捨てるところなく食べられる」として、長い戦さのときは兵士たちにカブ畑を作らせて兵糧にあてた、という説がある。
かぶもかぶらも同じ。くっついている「ら」は助辞というが、かぶという名詞にくっついているということは数量、ぼくら、の「ら」と同じ意味?どこから来たものか。
じゃあ、かぶ、ということは「ら」がどこかにいってしまったわけで、これは宮中の女房たちが「おかぶ」と呼んでいたことから。これもまた「ら抜き」言葉、といえます。