<今日のお弁当>
茄子とピーマンの甘味噌炒め、のり巻き卵焼き、大根とにんじんとさつま揚げの煮物、豚肉の塩焼き大葉風味、ごはん
大根は古くから日本で食用されている。日本最初の『古事記』にも登場する。古くは「おおね」と読んだが、音読になり「だいこん」になった。女性は大根に例えられて、あまり良い気はしない。
白くて太いから、足の太いのを「大根足」という。
白くて太いから、足の太いのを「大根足」という。
古事記では仁徳天皇が
「つぎねふ 山背女の小鍬持ち 打ちし大根(おほね)
根白の白腕纏かずけばこそ 知らずとも言はめ」
と詠んでいる。自分の妻である皇后を詠ったのもので、その腕大根のように白い腕で絡み合った中ですよね、と色っぽい話をしている。
この時代の大根は、今よりずっと細かったそうなのでたいそうな褒め言葉になっただろうが、今そんなことと言ったら「あなたの二の腕って大根並みの太さですね」と言われたんじゃないかと、女性にむっとされるかもしれない。