2012年12月5日のお弁当

20121205

<今日のお弁当>
菎蒻の土佐煮、ブロッコリーのかにあんかけ、サツマイモとにんじんの味噌きんぴら、牛そぼろと炒り卵の二色丼

こんにゃく、英語では「Devil’s tongue」.
その花の形が悪魔のように長いから、という説がある。熱帯のインドシナが原産で、食すのはアジア圏のみ。

平安期に中国から渡来したとされ、鎌倉時代には僧侶の精進料理でも人気。さしみこんにゃくは「山河豚の刺身」などの異名もあった。
江戸後期には豆腐や卵と並び『菎蒻百珍』なるレシピ本が出版されたほど定番の人気食材。

葉隠には、鍋島公が世話になった寺の住職に何がほうびにほしいかと尋ねたら
「寶持院、鍋島直茂の申出に一生蒟蒻を所望す」
との記載がある。和尚さん、よほどのこんにゃく好き。

大阪、四天王寺庚申堂では、庚申の日に大鍋で蒟蒻を煮る屋台が出る。
江戸『守貞漫稿』にも燗酒に蒟蒻の田楽売りが出る、とある。庚申の日に、願い事をしながら北を向いて黙って蒟蒻を食べると願いが叶うんだそうだ。

投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

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