<今日のお弁当>
肉じゃが、のり巻き卵焼き、獅子唐のおかか炒め、肉味噌、ごはん
削った鰹節の呼称「おかか」は、近世の女性語。隠語のようなもの。
宮中に仕える女官たちが「かか」と呼んでいたのに接頭語の「お」がついたと言われる。
女性がなのか、ある一定の集団になると、というのか、いわゆる「内輪で通じる隠語」が作られるのは、今も昔も変わらず。
おかかを男性も使う事を言語のジェンダー流動化、なんて難しくするのは無粋。
鰹節、3枚おろしの半身で作ったものを「亀節」、そのうちの背の部分で作ったものは「男節」、腹の方は「女節」。
結婚式の引き出物や縁起事に使われるのは、「勝男武士」「鰹夫婦節」という語呂合わせの良さから。
とまた、駄洒落。日本人の駄洒落好きは尽きる事がない。