[News]消費者の鮮度志向に応えるという「賞味期限3分の1ルール」

「3分の1ルール」見直しへ 食品の賞味期限に“異変”:ワールドビジネスサテライト
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_30663

「3分の1過ぎ」とは
メーカーや卸、小売店の間の商習慣で、メーカーや卸は賞味期限の3分の1を過ぎる前に小売店に納入するという約束事。

また小売店は賞味期限が残り3分の1を切った加工食品を店頭から回収、卸やメーカーに返品している、

というもの。いわゆる「わけありセール」商品の多くがこれにあたる。

3分の1、が適正なタイミングなのか、その根拠は、といえば明文化されているものはなく、
1990年代に「少しでも新しい商品を望む消費者の「鮮度志向」に応える」ために大手スーパーがメーカーや卸に依頼してから定着した習慣らしい。

このセールを開催した松坂屋上野店には、安い安いと大喜びしてお客さんが殺到する、これもまた消費者の志向に応えたサービスなわけで。
もひとつ考えてみれば、例えば缶詰などの加工品については、買い置きして家の棚奥深くにしまい込んでしまって、しばらーく経っても、賞味期限などさして確認もせずに使っちゃう、なんてこともないことはない。

消費期限はさておき、賞味期限の3分の1ルールで食品廃棄ロスを増やすのは、
「落ちたお菓子も3秒以内なら大丈夫」という意味不明な子どもの3秒ルールよりもナンセンスだとも思う。

いやもしや、この3分の1ルールこそが、別の価格帯設定を容易にして、違う購買層を獲得し、市場の裾野を広げる策なのですよ、ということ?

投稿者: 野上優佳子_YUKAKO Nogami

料理家・弁当コンサルタントとして新聞、雑誌、TV、ラジオ、ウェブ、全国各地での講演など多メディアで活動中。「楽しく作って毎日おいしい こどものおべんとう」(成美堂出版)を始めお弁当などをテーマにしたレシピ本の著書(20冊以上)、レシピ本の企画制作、ワークショップ、弁当箱のプロダクト開発や商品アドバイザーなども行っている。 35年以上お弁当を作り続け、300個を超えるお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る目線からの、実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。私生活では2女1男の母。1972年生まれ。 Instagram(http://instagram.com/yukakonogamis/)ではお弁当を詰める様子やレシピの動画を日々更新中。 国立研究開発法人水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー。東京学芸大学教育学部国際文化教育課程日本研究卒業。

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